2030年に向けて、
新陽が実現させたいこと

SHINYO VISION 2030

札幌新陽高等学校は1958年の創立以来、
創設者の意思であり校訓でもある
『自主創造』が示すように、
「この道は自ら拓くべし」という信念を持って
教育活動に取り組んできました。

2016年からは、
「本気で挑戦する人の母校」をスローガンに
変わっていく教育環境や
必要とされる人材を見極めながら
さまざまな改革を進めてきました。

そして2020年、世界は急速に変化し、
学校教育にも大きな影響を及ぼしました。
緊急事態宣言の発出により、
全国の教育機関は臨時休業を
余儀なくされる状況で、
新陽は学校に関わるすべての人の
安全と最善の策を考え、
翌日からオンライン授業を開始しました。
生徒全員に配布されている端末を使い、
ICTを活用した授業を実施。
生徒が学ぶ機会を守ることができました。

変化を経験し、新陽は2030年に向けて
これまで進めてきた改革の蓄積や
建学の精神と信念を受け継ぐだけではなく
これからの未来、新陽はどのように
時代と向き合い「挑戦」していくのか、
あるべき姿を明確にする
必要があると考えました。
札幌新陽高等学校は
“新陽ビジョン2030”を掲げ、
思い描く未来の実現のために、
取り組みを進めてまいります。
新陽の次の「挑戦」が、はじまっています。

新陽高校が目指す姿

目指す学校の姿、人物像を示し、
それらを実現するための
目標を策定しました。

イメージ画像

人物多様性 Diversity & Inclusion

サステナブルな社会を目指して、
生徒・教職員・社会が協創する

達成に向けた10の取り組み

  1. “生徒の数だけ学びがある”を基本理念とし、誰一人取り残さない教育を実践する
  2. “生徒の数だけ進路がある”を基本認識としたサポート体制を構築する
  3. 様々な出会いと原体験から、多様な学習と挑戦の機会を得られる教育活動を行う
  4. 多様性を重んじる教育にふさわしい、個性と専門性に富む教職員がいる
  5. 多様性を重んじる教育にふさわしい校舎・キャンパスを整備する
  6. 文化の多様性を尊重し、北海道を原点に他地域との連携、国際交流、グローバル体験などを積極的に行う
  7. 教職員の多様な働き方を認め合い、先進的で幅広い活動を促す
  8. 学園・学校の健全な持続・発展のため、多様な収益モデルを検討・企画する
  9. 地域社会や提携企業など、多様な外部との協働・連携に積極的に取り組む
  10. 多様性を尊重する教育と新しい学校モデルを確立し、全国に広めていく

SCHOOL POLICY スクール・ポリシー

グラデュエーション・ポリシー(卒業の認定に関する方針)

札幌新陽高校は、「本気で挑戦し自ら道を拓く人の母校」として、卒業までに生徒が以下の資質・能力を身につけることを期待します。

  • 自ら学習を設計し、学び続ける姿勢
  • 新しい価値を創造し、実現しようとする力
  • 自分の個性を活かし、社会的役割を担うための基礎力

カリキュラム・ポリシー(教育課程の編成及び実施に関する方針)

「生徒の数だけ学びがある」を基本理念とし、グラデュエーション・ポリシーに掲げた資質・能力を育む教育課程を編成し、実施します。

  • 学習者を中心とした学習設計の自由度が高い教育課程を編成する
  • 様々な学習の機会と環境を最大限に活用した教育活動を展開する
  • 学習集団における対話とリフレクションが繰り返される授業を実施する

アドミッション・ポリシー(入学者の受入れに関する方針)

本校を志望する生徒には、校訓「自主創造 この道は自ら拓くべし」に沿った意欲を求めます。

  • 日々を大切に、冒険し続けたい生徒
  • 失敗を恐れず、挑戦し続けたい生徒
  • 好奇心を大切に、学び続けたい生徒

組織・人財ポリシー

  • 変化に適切に対応し、常に最善な方策を創造できる自律型組織を目指す
  • 教職員の多様性と専門性を重視し、能力の更なる向上を目指す
  • 教務と事務が密接に連携し協働する
  • 学園本部は多面的な専門性を持ち、現場を適切にサポートできる機能を維持する

事業経営ポリシー

  • 学校事業の持続可能のため、健全な財政収支バランスを継続的に保つ
  • 授業料だけに頼らず、多角的な収入源を求めて、新しい学校経営モデルを模索する
  • 地域に開かれ、地域と共存し、共に発展する学校キャンパスを創る

協働連携ポリシー

  • 「出会いと原体験」を体現するため地域や社会、企業との横断的な連携を図る
  • 学園の特色を活かした幼保との連携や中高、高大接続など垂直的な連携を図る
  • 地域社会に根ざした高校の学校間連携・協働を図る
  • リカレント教育やリスキリングに積極的に取り組む(卒業生含む)