学校紹介

母校は、一生もの。

高校生活で得たものは
人生の糧になっている、と
卒業生たちが胸を張れるように。
新陽は、時代の変化に対応しながら
生徒ひとりひとりが
本気で挑戦できる場所を
つくっています。

SCHOOL
MISSION
スクール・ミッション

常に変化し多様化する社会の中で、目指すべき方向を見失わないよう、新陽はスクール・ミッションを再定義しました。1958年の創立から築き上げてきた歴史や伝統、そしてこれからの未来を考え、2030年までに新陽があるべき姿を明確化します。

スクール・ミッション

本気で挑戦し
自ら道を拓く人の母校。
常に新たな改革に取り組み、
高校教育を再創造する。

さらにスクール・ミッションを土台とし、生徒ひとりひとりを取り残すこと無く
新しい施策を生み出し続けていくことを描いた「新陽ビジョン 2030」を紹介します。

PRINCIPAL’S
GREETING
校長挨拶

人間として成長する学校

札幌新陽高校のWebサイトにアクセスしていただいた皆様、どうもありがとうございます。こちらでは、本校が「学ぶことの意義」をどのように考えているのかという最も重要となる前提をお伝えしたいと思います。

私たちを取り巻く社会の環境をどう捉えるか

今日私たちが生きる社会は、先端技術が日々更新されながら普及し、人間が担ってきた仕事や役割が機械に置き換わるスピードが加速度的に上昇しています。したがって、機械か人間かと二項対立的に考えるのではなく、機械と共生する人間ならではの働き方や生き方を模索することが、今後一層求められていると言えます。一方、インターネットやAIの機能が多様になることで、物事を単純化して解釈し正解らしき情報を安易に求め、それらを獲得することで安心する風潮が一層加速しているように感じます。この風潮は、知らず知らずのうちに他者への依存度を高め、気がついたら自身でどうしたいのかを考えることを停滞させてしまう危険性をはらんでいます。このような社会の変化とこれまで通常とされてきた人間の生き方が交錯する環境の中、生徒には、高校生活の途中で政治や社会とつながる場面で成年としての責任が与えられ(もしくは果たす責任を自身で自覚し)、その範囲内で自身の生き方を判断・選択・実行し、結果に責任を有することが求められることになるのです。

私たちが大切にしたい学びのテーマと学習環境

このように私たちを取り巻く環境を捉えてみると、高校での学習は、現実の社会で起こっている出来事や予想される変化と結び付けて、成人としての成長を視野に入れて未来につながる今をどう生きるかを試行錯誤することが重要な学びのテーマになりそうです。そのような学習場面をイメージしてみると、より多くの知識を獲得するための学習機会をどうつくるかだけではなく、自身がこれまで当然と認識してきたことは果たしてそうなのかと疑ってみる場面を意図的につくることも必要なのだと思います。このような学習場面では、生きた人間同士のかかわりが重要になります。例えば、異なる意見や考え方に出会ったときに、賛否や良し悪しという表面的な評価を一旦保留して、違いの理由や背景がどのように生じているのかに関心を持ち、その上で、合致できる点や別の捉え方がないかを仲間や先生たちと見つけ出すかかわりが、基本的な学びの態度といえます。したがって、本校では、人と人とが直接かかわる学習場面づくりを重視しています。

もっとも伝えたいこと

私たちは、学ぶ意義として、「人間としての成長すること」にあると考えています。つまり、知識の獲得はもとより、生徒が人と人とのかかわりの中で好奇心や違和感を基に問いを立て、仲間と紐解きながら自己を変革していくことを予感できる学校であるということです。人間としてのかかわりとは、授業での仲間とのやり取り、教室の生活や学校行事、部活動、学校内外の仲間や大人とのかかわりなど広く捉えています。このようなかかわりの中で、手応えや喜びを感じたり、悩んだり挫折を感じたりしながら試行錯誤する生徒の学びに伴走できる学校を目指しています。そのために、私たち教職員も「教師として、人間として成長すること」を目指し、生徒や教職員同士、学校外の関係者とのかかわりを通じて日々学んでいます。札幌新陽高校の仕組みを活用して3年間という時間をじっくり使い、自身の見方や捉え方を広げながら、人や社会とのつながりを創る学び合いにご関心を持っていただけますと幸いと存じます。

札幌新陽高等学校  校長  北村善春

北村 善春 YOSHIHARU KITAMURA

主な経歴

北海道教育大学教職大学院特任教授(令和2年4月~令和7年3月)
北海道立教育研究所長(平成30年4月~令和2年3月)
北海道教育庁学校教育局長(平成28年4月~平成30年3月)

主な公職

〇文部科学省「地域に根ざした高等学校間連携・協働ネットワーク構築事業(COREハイスクール・ネットワーク構想)」運営指導委員(令和3年度~令和5年度)〇文部科学省 「各学校・課程・学科の垣根を超える高等学校改革推進事業における指定ネットワークの伴走支援・研究委託」運営指導委員(令和6年度~)〇文部科学省 「マイスター・ハイスクールネットワーク構築にかかる支援及び専門高校の産学連携に関する調査研究事業(調査研究事業)」アドバイザー(令和6年度~)〇北海道立教育研究所管理職研修講座 講師(令和5年度~)

所属学会(研究領域)

日本教育経営学会(学校経営、教員研修)

著書

「管理職や研修企画者のための教員・管理職研修アップデート講座」2024年、学事出版

TEACHERS 教員紹介

先生たちは、学校生活のプロだ。

新陽の先生たちは、黒板の前で勉強を教えるだけじゃない。学校生活は、授業だけが学びの場ではないから。一緒に考えて、感動して、ときには背中を押してくれる、生徒と同じくらい学校に一生懸命な先生たちがいます。

SCHOOL
RULES
生活規則

人物多様性を実現する校則

新陽では、教育を受ける権利を守ることと「人物多様性」の観点を大切にし、多様な生徒および教職員がお互いに自由かつ安心安全に学校生活を送ることを目的とした学校生活規則があります。そこに、髪の色や髪型、ピアスやメイク、ネイル等の身だしなみに関する規則はありません。生徒一人一人が個性を活かしながら、時や場所に応じて自ら整えるものだと考えているからです。一方で、安全安心が守られない行為に対しては厳しい対応をとる場合があります。(規則制定の背景について詳しくはこちら

SCHOOL
HISTORY
沿革

変化が、
生徒の選択肢を広げてきた。

1958年創立時、初代校長が掲げた校訓は『自主創造』でした。その精神は現在まで受け継がれ、新陽高校は時代を見つめながら新しい環境を作り上げてきました。2022年度からは単位制を導入し、次の挑戦が始まります。

  1. 1958年 4月
    (昭和33年)
    札幌慈恵女子高等学校 開校
    厚生科と普通科を置く
    初代校長 水沼 與一郎 就任
  2. 1959年 4月
    (昭和34年)
    商業科を置く
  3. 1962年 3月
    (昭和37年)
    厚生科を閉科(厚生科卒業生のべ79名)
  4. 1987年 4月
    (昭和62年)
    男女共学実施
    校名を「札幌新陽高等学校」に改名
    新校章・新校旗・
    新校歌「いのちは緑」制定
  5. 2001年 3月
    (平成13年)
    商業科を閉科(商業科卒業生のべ3,419名)
  6. 2002年 11月
    (平成14年)
    国際理解と交流を目的に、
    海外への修学旅行をスタート
  7. 2008年 10月
    (平成20年)
    創立50周年記念式典
  8. 2011年 11月
    (平成23年)
    「札幌市民憲章」受章
  9. 2016年 1月
    (平成28年)
    グアム セントジョーンズスクールと
    国際交流をスタート
  10. 2016年 2月
    (平成28年)
    第12代校長
    荒井 優(あらい ゆたか)就任
  11. 2018年 4月
    (平成30年)
    探究コース開設
  12. 2021年 4月
    (令和 3年)
    第13代校長
    赤司 展子(あかし のぶこ)就任
  13. 2022年 4月
    (令和 4年)
    単位制導入
  14. 2025年 4月
    (令和 7年)
    第14代校長
    北村 善春(きたむら よしはる)就任

SCHOOL
EMBLEM
校章

校章画像

校名「新陽」からイメージした〈太陽〈空〈環境〉3つの要素。

中央の○は太陽。生徒であり学校です。そこから広がる波紋のような線は空と空へ広がる光。それぞれの高校生活が多面に輝き、大きな空へ羽ばたく様子を表しています。

寄り添う三つの三角形は、環境。わたしたちをやさしく包みこむ美しい緑、豊かな環境を表現しており、これらを組み合わせて新陽の校章ができています。

SCHOOL
SONG
校歌

「いのちは緑」

作詞 原子 修 / 作曲 木村 雅信

一.
白萩のこころがみえるあなたの 
瞳には いつも
たったいま生まれたばかりの光が
せせらいで
ふく風までが 
いのちは緑とささやいていく
ああ 
わかさの丘にきよくたち
人間の 空の青さを
どこまでもどこまでもたずねていこう
日々あたらしく生まれかわっていく 
わたしたち・・・・
よろこびのきょう

二.
白樺のおもいがわかるわたしの 
視線にはいつも
たったいまのぼったばかりの太陽が 
もやいして
とぶ鳥までが 
世界は無限とうたっていく
ああ
自由の森につよくたち
人生の 山の重さを
いつまでもいつまでもきわめていこう
日々うつくしくよみがえっていく 
わたしたち・・・・
すばらしいあした

ONE’S
FUTURE
COURSE
進路実績

きっかけから、
実現まで支援します。

それぞれの進路実現に向けて、3年間にわたり先生がサポート。就職を目指す人や進学を目指す人、中には海外への留学を目指す人も。視野を広く持ち、さまざまな分野で活躍する生徒たちを応援しています。

SCHOOL
EVALUATION
学校評価

安心してもらえたら、
学校はもっとよくなる。

新陽高校では、よりよい学校運営を目的とし保護者向けの「学校評価アンケート」を実施しています。施策や発信内容へ理解が得られるよう努めるとともに、さらなる充実に取り組んでまいります。