受験生のみなさん、単願入試の日が目前となりました。
面接に向けて自分の言葉で想いを伝えられるよう頑張ってくださっている事と思います。
面接ではどんな事を聞かれるの?
どんな事に気をつけたらいいの?
どう考えておいたらいいの?
たくさんのご質問を頂いています。
みなさんが一所懸命に考えて取り組んでくださっている様子が伝わってきて本当に嬉しいです。
最後まで諦めず頑張ってください!
新陽高校は受験生を本気で応援しています!!
そこで、入試直前ですが新陽ミライ会議で
面接についてみんなで考える場をデザインした
ミライファシリテーターの須藤緩奈さんより、
受験生と保護者に向けてのアドバイスを頂きました!
受験生と保護者の皆さんへ
新陽ミライ会議でファシリテーターを務めさせて頂いた須藤緩奈です。
新陽ミライ会議で面接について考えた事のおさらいも含めて、
面接のポイントをまとめました。
受験生へ5つのポイント
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受験動機は〇〇だからではなく、もう一段階深めよう!
「本校の志望動機はなんですか?」
どの高校でも聞かれる事だと思います。
その答えとして
「〇〇だからです!」だけでは、答えとして不十分です。
この〇〇には志望校の特徴が入るのだと思います。
ですが面接官が志望動機と知りたいのは、
高校のどこを気に入ったのかではなく、
『どうして〇〇が良いと思ったか』です。
新陽高校では新入学生全員にiPadをプレゼントしています。
そこでiPadをもらって使える!というのが最初の動機だったとしましょう。
「本校の志望動機はなんですか?」
と聞かれて
「iPadがもらえるからです。」
と答えるとこれでは不十分です。
iPadがもらえるならどこでもいいのか?
と思われてしまいます。
iPadがもらえる事がきっかけだったなら、そこからもう一段階深めましょう。
iPadがもらえる事が【なぜ】新陽高校に入学したい事につながるかを伝えましょう。
例としてあげると
「私はiPadを使った新しい学び方に興味があります。iPadやインターネットを使った学びを取り入れている新陽高校で自分の力を伸ばしたいと思いました。」
というようになるのではないでしょうか?
志望動機は〇〇です!から
もう一段階【なぜ?】と深めて言葉にしておきましょう。
2.自己アピールをさりげなく盛り込みましょう。
面接で自己アピール・自己紹介をどうぞ、となる事はほとんどありません。
限られた時間で、しかも質問された事にしか答える事ができないのが面接です。
自分の良さを伝えて、面接官に
『ぜひあなたに入学してほしい』
と思って欲しいところですよね。
さりげなく自己アピールも加えて答える事ができると素晴らしいです。
例としてあげてみます。
1での志望動機の答えに自己アピールを盛り込むとこうなります。
「私はiPadを使った新しい学び方に興味があります。私は好奇心旺盛で、新しい事や知らない事にも積極的に挑戦したいと思っています。そのためiPadやインターネットを使った学びを取り入れている新陽高校で自分の力を伸ばしたいと思いました。」
あくまで例としてですが、参考にして頂ければと思います。
3.具体的に答えましょう
受験生にとって高校生活はまだ未知の部分が多いと思います。
仮に
「高校生になったら何をがんばりたいですか?」
という質問があったとします。
「色々がんばりたいです!」
「部活と勉強を両立できるようにがんばります!」
と答えると不十分です。
面接官は気合いがどれくらいあるかを聞きたいわけではありません。
がんばる…それは気持ちだけでは不十分です。
【何を】【どのように】
がんばるのか具体的に伝えましょう。
例
「色々がんばりたい…」
↓
大学に行きたいので英検取得にむけてがんばりたいです。
1年生のうちに〇級をとれるように計画を立てて取り組みます。
何をどうするのか、どう取り組もうと考えているのか具体的に答えられるように考えておきましょう。
4.高校生になったら〇〇します!はNGです。
高校生になったら…
心機一転がんばろう!
自分を変えていきたい!
と考えている受験生も少なくないと思います。
高校生になったらがんばります。
高校生になったら家庭学習を毎日できるようにしたいです。
高校生になったらコミュケーション力をつけたいです。
と答えてしまうと残念です。
あなたの考えている
『変わるための行動』や『変えていきたいこと』
は実は高校生になる前の今から取り組む事ができます。
高校生になったら…ではなく、
「そのために今から〇〇しています」
と答える事ができると好印象です。
例として
高校生になったらコミュケーション力をあげたいです。
↓
「高校生になったらコミュケーション力を
あげたいです。そのために今は人の話をしっかり聞く事を意識しています。」
みなさんはすでに高校生へむけて一歩踏み出しています。
高校生になってからではなく、すでにスタートしている事を忘れないでください。
5.質問をしっかり聞きましょう。
受験生と保護者の方が面接の時に、
緊張と何を話すかばかりを考えてしまってうっかりしがちな事があります。
それば面接官が【何を質問しているのか】です。
何を質問しているのか、しっかり聞きましょう。
素早く答える事よりも、
【質問の意図にそった答えをちゃんと話せるか】
が重要です。
質問されたら、何を聞かれたのが考えながら一呼吸おいて答えるくらいでちょうど良いでしょう。
面接では話ことだけを重要視していません。
話をちゃんと聞くことができるかもチェックされています。
受験生への面接にむけてのアドバイスは以上5ポイントです!
例としてあげているものはあくまで参考として考えてください。
かっこよく話す事より、自分の言葉で話す事が大事です。
最後に保護者の方へ1つアドバイスです。
保護者の方も志望動機を聞かれると思います。
その際、
「子供が新陽高校に行きたいと言ったからです。」
と言うお答えをよく聞きます。
これでは保護者の方としての志望動機としては不十分です。
お子さんが「新陽高校に行きたい」と言ったのは『きっかけ』でしかありません。
そのきっかけを踏まえて、保護者として新陽高校をなぜ志望したのかをお伝えください。
私、須藤もみなさんを応援しています!
がんばってください!
お読み頂きありがとうございます。
以上、新陽ミライ会議を担当させて頂いたミライファシリテーター須藤緩奈さんから受験生と保護者のみなさんにむけての面接アドバイスでした。