決まった時間までに送信しないと欠席に!
新陽高校は、長期間の休校をせずに授業が続いています。
朝は決まった時間までに担任の先生が出欠の確認をします。決まった時間までに送信をしないと、通常の授業と同じで欠席になってしまいますから、生徒は朝もだらだらとできません。
オンラインで課題が授業時間スタートに合わせて配信されるので、その課題を確認して生徒は学習を進めます。オンラインで先生とつながっていますので、質問をすることも可能ですし、先生の方から課題についてのアドバイスなどもできます。
1年生も4月からオンライン授業
1年生の入学式は予定通りの日程で行われました。
入学記念の外で撮影ができるようにしたり、祝辞はQRコードを読み取ってアクセスするようにしたりと、もちろん、三密を避けるために工夫をした形です。
コロナウイルスの状況を考えての入学式でしたが、新1年生を迎えることができて本当に良かったです。
その1年生も実は、4月の入学後すぐにオンライン授業を行っています。
新陽高校の1年生には、Chrombookというパソコンが1人1台配られます。
写真のように多くのパソコンを扱うのですが、誰にどのパソコンを配るのかは決まっています。
そして、新陽高校の生徒としてのメールアドレスも全員に作成されているのです。
3月から早く1年生全員に配られるように、業者の方にも手配を急いでいただき、4月10日に全員に配ることができました。そして、1年生には特別な授業を行いパソコンの使い方を覚えてもらい、オンラインで授業を受けることができるようになりました。
オンライン授業の準備ができるとすぐに緊急事態宣言が発表されましたが、新陽高校は全ての学年でオンライン授業を行うことが可能でした。
先生たちの工夫と熱意で可能になったオンライン授業
新陽高校では試験的に3月にオンラインの授業を行っていました。
そこでは多くの失敗も、成功もありました。毎日。オンライン授業の後に職員会議を行い、そこで多くの事例が共有され、オンライン授業のブラッシュアップをくり返しました。
どのように説明すると、画面を使うと生徒が理解しやすいのか、試行錯誤がありました。
いつもの教室の授業だと、黒板やホワイトボードを使うわけですが、オンラインでの難しさもあります。
オンライン授業だからこそのメリット
確かにオンライン授業は、準備と終わった後の課題の確認などで負担が大きいのは事実です。
ですが、普段の授業ではみることができない、一人一人の様子をみることができるというメリットは大きいと多くの新陽の先生は感じています。多くの課題は一人一人が自分の力でやらないといけないので、通常の授業のように周りの力に助けてもらってというのが無いのです。
上の写真は、体育のよさこいソーランを踊る課題になります。
体育の授業では一緒に踊るので、次の振りを忘れても周りを見ながら誤魔化したりできますが、家で一人で踊るのでそうはいきません。自分で覚えておかないといけないので、手を抜くことができないのです。
これは体育だけではなく、他の教科にもあります。
パソコンのアプリを使った課題などでは、ホストの先生は生徒がどこをやっているのか、その課題にどれがけの時間かけているのかもわかるようになっているので、一人一人のデータを確認しながらのきめ細かい指導ができるのです。
この状況だからこその新陽の新しい挑戦
新型コロナウイルスによって、私たちは新しい生活様式への変容が求められています。
今までの学校、通常の学校に戻るまでには時間がかかりそうです。この状況の中での学校のスタイルを模索していく必要があると思っています。オンライン授業と分散登校がくり返される中でどんなことができるのかを考えていく必要があるのです。
オンラインでの学校行事
生徒総会・学校祭・球技大会など、新しい形でできるのかもしれません。
オンライン配信の後に、フォームなどを利用して投票・意見交換などで生徒総会はできるかもしれません。新陽高校のeスポーツ部は全国大会にも出場していますから、そのノウハウを活かして、eスポーツに移行しての球技大会はできるかもしれません。
バーチャル職員室
新陽高校には、オンラインにも職員室があります。
朝の打ち合わせも写真のように全員がオンラインで集まって、報告・連絡を行っています。また会議もオンラインで行うのが普通になっています。
ネット出願とオンラインイベント
新陽高校は北海道初でネット出願を導入しています。
オープンスクールや新陽ミライ会議などの入試関連イベントの参加申込もネットでできます。また、受験生のみなさんには、新陽の最新入試情報を手に入れて欲しいので、メールマガジンを今年から開設しています。受験生のためのメールマガジン開設も道内初ですから、ぜひご登録ください。zoomを使ったオンライン説明会の準備を進めています。特に、パスポート制度に興味のある方はメルマガに登録していただき、最新情報を必ず手に入れてください。
新陽だからの生徒との絆・つながり
新陽高校は全日制の高校です。
このような状況だからこそ、「オンラインの良さ」と「リアルの良さ」をうまく活用していきたいのです。
実際に生徒と直接接することによって伝わってくること、伝えることができることもあります。
オンラインだからこそ1人1人のことを細かく把握することができることもあります。
両方の良さを活かすのが新陽の絆・つながりです。
新陽ならではのオンライン授業に磨きをかけ続けていきたいと思います。
最後になりますが、オンライン授業の導入についてお悩みの学校・教職員の方がいらっしゃいましたら、サポートする準備がありますので、臨時の問い合わせフォームからその他を選んでいただき、ご相談いただけたらと思います。