南区にある医療法人渓仁会 定山渓病院にて、今年度も「ふれあい看護体験」を行っていただき、本校1・2年次で看護職や介護職をはじめとした医療従事者に興味を持っている生徒が参加しました。

オリエンテーションで病院概要や各部署について学び、感染予防について手洗いを実践したあと、今回は「体を負担なく動かす技!」と題した、リハビリ部が企画した介護体験をさせていただきました。理学療法士の方々がわかりやすく説明してくださり、その仕組みを学んだ上で、ベッドから車椅子への移動介助の仕方を体験しました。

また、普段見ることのないさまざまな車椅子に実際に乗らせていただきました。特に電動車椅子とフルリクライニングの車椅子に生徒たちは強く関心を持っていました。その後は、医療療養病棟と障害者病棟に分かれ、実際に患者さんと触れ合ったり、介護や看護について体験したりする学びがありました。

午後には、病院で働いていらっしゃる看護師・介護福祉士・理学療法士の方々と、午前中にそれぞれの病棟でどのような体験や学びがあったか座談会形式で意見交換が行われ、スタッフの方々へ生徒たちから質問させていただく時間を作っていただき、仕事のやりがいなどをお伺いしました。最後には、本日のふれあい介護体験の様子をビデオにまとめていただいたものをみんなで視聴しました。

実際に働いている医療従事者の皆様の姿、そこで医療を必要としている患者さんの姿を見て、仕事内容が自身の中で具体化されたようです。また、定山渓病院のスタッフの皆様の明るく暖かい姿から、ここで働きたい!という生徒たちもおりました。

ご協力いただきいた医療法人渓仁会 定山渓病院の皆様ありがとうございました。