新陽高校では野外教育にも力を入れています。その中心が本校独自の科目「アウトドア探究」です。
授業では、校内にとどまらず校外へフィールドワークに出かけることもあります。今回は澄川地域を流れる精進川の生態を調査するために「ガサガサ」を体験。講師は本校の卒業生でガサガサインストラクターの金子拓人さん。
高校から徒歩10分ほどの精進川に入り、網を使ってどんな生物が生息しているのか調査をしました。さすがはアウトドア探究の受講生たち。どんどん川に入りガサガサしていきます。
ガサガサの結果、オニヤンマのヤゴやトミヨ属淡水型、ニジマスなど多くの生物を捕獲、観察することができました。中でも絶滅危惧種である「エゾホトケドジョウ」を2匹捕獲したのは快挙。専門家の金子さんも精進川では初めて見たとのことでした。
8月には第2回目の調査を予定しています。