新校長就任のお知らせ

〜赤司展子が新校長に就任〜

 
 
 学校法人札幌慈恵学園(理事長:荒井聡、以下「当学園」)は、2021年4月1日付けにて、札幌新陽高等学校の新校長として赤司展子が就任することをお知らせいたします。なお、現校長の荒井優は当学園副理事長・法人本部長に就任します。
 

 
1.新校長就任の目的について
 
 2016年に校長に就任した荒井優は、「本気で挑戦する人の母校」を掲げて札幌新陽高校にICTの導入、探究コースの設置や働き方改革の実践などを行い、札幌のみならず日本全国の高校教育界に新しい風をもたらしました。
 
 現在、当学園では10年後のあるべき学校教育のあり方を検討する「2030プロジェクト」を立ち上げ、戦後大きく変わることがなかった日本の高校の新たな礎となる改革を進めています。
 
 この度、商社やコンサルティング企業で実績を重ね、東日本大震災の復興支援事業で教育復興にも関わった赤司氏を次期校長に迎え、さらなる新陽高校の発展へ本気で挑戦することに決めました。
 
 なお、現校長の荒井優は、当学園の副理事長に新たに就任し、現在兼任している法人本部長の職と合わせて、学園経営全体を担います。
 
2.新校長の略歴
 
赤司展子(あかしのぶこ)

1976年生(満45歳)。千葉県出身。
女子学院高等学校、早稲田大学商学部卒業。
 三井物産、アルフレックスジャパン、UBS証券を経て2007年PwC Japan入社。財務報告や事業再生等、多数のプロジェクトを経験。2014年よりPwCの社会貢献活動の一環で福島県双葉郡教育復興ビジョン推進協議会へ出向。東日本大震災・福島第一原発事故の避難区域となった双葉郡の教育委員会や学校、地域など多くの関係者と協働し、教育復興ビジョンの具現化を推進。2016年PwCへ戻りグローバルイノベーションファクトリー(新規事業開発チーム)に参画。教育分野やヘルスケア分野における事業開発に従事。
 2018年1月PwCを退職しウィーシュタインズ株式会社を設立。多彩能®が輝き合う世界を目指し、学校向け経営アドバイザリーサービスや建築をベースとしたSTEAMプログラムの企画開発などを通して「学びの多様化」に取り組む。札幌慈恵学園をはじめ各地の私立・公立学校のアドバイザーや教員研修のファシリテーターなどを務め、VUCA時代の教育のあり方を探究し続けている。
 
 ウィーシュタインズ株式会社 創業者・代表取締役、NPO法人インビジブル 理事、一般社団法人STEAM JAPAN 理事、社会彫刻家
 
<新校長メッセージ>
 新型コロナウイルスにより私たちの生活は一変し、個人や社会の価値観をあらためて見直すことになりました。学校においても「学びとは何か」考えるきっかけになったと思います。札幌新陽高校は、昨年、全国で臨時休校となるなか長期休校にはせず、学びを止めない方法を模索しました。それはひとえに、創立以来の校訓「自主創造、この道は自ら拓くべし」と、荒井優校長が掲げてきたスローガン「本気で挑戦する人の母校」という精神に基づきます。この度、校長を拝命するにあたりこの新陽の精神を引き継ぎ、生徒や教職員そして地域の方々とともにサステナブルな社会を創造してまいりたいと思います。
 新陽高校はこれからも挑戦し続けます。どうぞ変わらぬご支援とご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。
 
以上
 
【学校法人札幌慈恵学園 札幌新陽高等学校 概要】
 
 住所:札幌市南区澄川5条7丁目1番1号
 設立:昭和33年(1958年)4月
 理事長:荒井 聡
 本件お問い合わせ先:学校法人札幌慈恵学園 法人本部 Tel: 011-811-4182