夏季集中講座アウトドア探究

今年度、新たに単位制の集中講座としての野外教育のプログラムがスタートしました。集中講座とは、夏休みや冬休み期間に数日間に渡って授業が実施され、すべて修了した生徒には単位が認定されるというものです。

7月27日から30日まで、新陽高校初の集中講座となる「アウトドア探究」(新陽高校独自の学校設定科目)の夏季集中講座が、登別市ネイチャーセンターふぉれすと鉱山にて開講されました。この講座はアウトドアのスキル向上や野外体験をする目的もありますが、主たる目的は野外活動を通じて自他発見、自他受容、人間関係作りなど内面の成長です。生徒はmont-bellのソロテントを各自張り、食事は個食を自炊で用意します。(新陽では、テントや焚き火台などのキャンプギアも学校備品として充実しています。)具体的な実施内容は、川遊びからはじまり、沢登り、鉱物採集、ボルダリング、ピザ窯でのピザ作りなど多岐に渡ります。今回のフィールドも大変素晴らしく、ガイドの皆さんには本当にお世話になりました。ありがとうございました。

参加生徒の様子やアンケートから、満足度が高く手応えがあったことが感じられました。10月からは半期科目としての「アウトドア探究」の授業が始まります。生徒の体験や成長の様子を引き続き見守っていきたいと思います。