自分だけの「◯◯」を見つけた
先輩たちのお話を公開!

生徒ストーリー「◯◯な人」

Episode. 03

学校生活で力を入れたことは何ですか?

僕は国際ロータリーの国際親善大使としてアメリカに1年間滞在しました。その中でもCOVID-19に関する正しい情報などを発信するサイトを立ち上げ、ワイオミング州保健局(指定感染症特別対策室)の一員として活動したことは特に誇りに思っています。世界中の学生が帰国する中で、僕はアメリカに残ることを決めました。残念ながら差別を経験することもありましたが、困難を乗り越え、結果的に何千人もの命を感染症から救うことに大きく貢献できたと感じています。

新陽での学びで、特に思い出に残っていることを教えてください。

特に思い出に残っているのは、1年次の授業でクラウドファンディングを実践を通して学んだことです。僕のグループでは国内留学を計画し、それらを実現可能なレベルまで落とし込み、最後は計画を発表しました。この実践的かつ社会にコネクトすることを目的とする授業の中で、僕らの学びに対する意識は「暗記するもの」から「学びを深めて社会の中で活用するもの」に変化しました。僕はその後、高校生で起業を果たしましたが、それができたのはこの授業での経験があったからだと思います。

今頑張っていることや、目標を教えてください。

進学予定の海外の大学では、国際・文化情勢や人権についての研究を行いたいと考えています。アメリカで過ごした1年間で、大切な友人が誘拐されてしまったことをきっかけに、世界中の人々を高度なテクノロジーで守ることを目標としている「Thorn」という国際的な組織で戦略作成とアウトリーチを学び、財団の設立にも携わっています。将来は国連で人権問題等の解決に取り組んだり、社会をより良くするための先例をつくりたいと考えています。

進路を考える中学生にメッセージをお願いします。

あらゆる知識や情報がインターネットで得られる今の時代、答えのない問いに対して自分なりの解を創造し、他人にそれらを伝えられる人材になることこそが最も重要であると考えています。新陽ではそれらの力を養うことができます。そして自分の持つあらゆる価値観や人生を変えるためのすばらしい出会いと原体験があふれています。

※2021年3月取材