自分だけの「◯◯」を見つけた
先輩たちのお話を公開!

生徒ストーリー「◯◯な人」

Episode. 11

学校生活で力を入れたことは何ですか?

高校3年生の時に、映画『叫びたいくらい青色の、』の企画・監督・脚本そして主演を務めたことです。半年間かけて札幌の高校生の仲間たちで44分の中編映画を作りました。NPO法人映画甲子園が主催する全国の高校生の自主制作映画コンクール「eiga worldcup 2022」に出品し入選、最優秀男子演技賞と最優秀監督賞を受賞することができました。

なぜ映画を制作しようと思ったのですか?

俳優という夢に向かって進む中で自分をプロモーションできる作品や経験がなかったためです。ならば演じる場を自分で作ろう!と、"自分のため"に始めました。ですが仲間たちと制作するにつれて"自分たちのため"の映画になっていきました。完成後は反響が広がり、家族や友達を越えて色々な方に観ていただきました。それから、前年の映画甲子園最優秀作品『今日も明日も負け犬。』を観たときのショックも大きかったです。同じ高校生なのになんで自分は映画を作っていないんだろうと、行動に移せてない自分がすごく悔しかったんです。

これからの目標を教えてください。

この作品を通してやっぱり自分は演じるのが好きなんだと分かりました。この経験を俳優である自分の糧にして、表現者として成長していけるようこれからも挑戦していきます。
それから、今は制作にも興味を持っています。制作しながら脚本を書き直したり、キャストのスケジュール調整やロケ地の手配をしたり、考えること・やることが多く大変でしたが、今しか撮れないものや演じれないものがあると思うので、作り続けたいです。

進路を考える中学生にメッセージをお願いします。

この作品は多くの方の協力なくしては撮れなかったシーンばかりで、新陽の同級生や先生たちにもたくさん助けてもらいました。新陽じゃなかったら作れなかったと思います。映画を撮ること自体許可されないような学校も多いのに、新陽はSNSで宣伝までしてくれるんですから、こんな高校は他にないです。新陽は、生徒の夢を本気で応援してくれる、そんな学校だと思います。