自分だけの「◯◯」を見つけた
先輩たちのお話を公開!

生徒ストーリー「◯◯な人」

Episode. 15

学校生活で力を入れたことは何ですか?

男子硬式野球部に所属し、プロ野球選手を目指して頑張ってきました。夢が現実に近づいたのは2年生の春と夏の大会。東海大学附属札幌高等学校の(2022年のドラフト会議で阪神タイガースから2位指名され2023年に1軍デビューした)門別さんと投げ合いました。春夏とも自分の力以上が出せた試合でしたが、同時に負けたことがすごく悔しくて、もっと強くなりたいとプロを意識するようになったんです。3年生のときのドラフト会議では残念ながら名前は呼ばれませんでしたが、大学でも野球を続け、プロ野球選手を目指します。

壁にぶつかったことはありますか?

1年生で出場させてもらった公式戦の初先発で、年上とのレベルの差を痛感しました。自分はもっとできると思っていたので、高校では全く通用しないことにかなり凹みましたね。新陽初の全道大会出場を目指した2年生のときも、春季・秋季ともに決勝で負けてしまい、悔しい思いをしました。そこから立ち直れたのは周りの人たちのおかげ。応援してもらえる喜びと、応援が力になり自分の力以上のものを引き出してくれることを知りました。

周りの人たちにかけられて印象に残っている言葉はありますか?

野球部の監督の小崎先生がいつも「応援されるチームになろう」と仰っていて、ずっとそういうチームを目指してきました。また、1年生の時の担任 山本先生からは「愛され応援される人になりなさい」と言ってもらいました。その言葉がずっと自分の中にあって、野球に限らず何事においてもそういう人になりたい、といつも思っています。

進路を考える中学生にメッセージをお願いします。

自分は入学当初、周りの人たちの個性の強さに圧倒されて一歩引いてしまいました。スポーツに秀でた人や、絵が上手い人、頭がいい人、話が上手い人など、新陽には自分にないものを持っている同級生や先輩後輩がたくさんいます。でも、自分は自分。周りと比べて自分ができないことを引け目に感じる必要はない。自分の夢や目標に向かって、今やるべきことを最優先に考えて取り組んでいけば、自分の向かう方向に導かれていくはずです。